先日、作者の鳥山明さんの訃報を知りました。
聞いたときは本当に??まじで???
といった感じでとても信じられませんでした。胸にぽっかり穴があくというのは
こんな感じなんですね・・・。長年慕っていた師をなくしたような・・・。
敬愛していた祖父をなくしたような複雑な感覚です。
謹んでお悔やみを申し上げるとともに、これからも鳥山明さんの作品を愛していく所存です。
これほど心を震わせこれほど感動した作品はありません。本当に大好きです。
さて、タイトルにもしております私にとってのドラゴンボールについて書きたいと思います。
※こちらの記事に関しては、あくまで個人的なものです。
何の情報もありませんので、ご興味ない方は読んでいただかなくて結構です。
いちばん最初の記憶は小学生のとき
おそらくドラゴンボールを知ったきっかけは父親だったと思います。
物心がつく頃から好きになっていて、漫画を読んではワクワクしアニメを見ては興奮しておりました。
よく小学校の机にサイヤ人になった悟空の絵をかいて先生におこられたりしてました。
なぜ好きになったのか?どうしてハマってしまったのか?
そんな理由を考えることもないくらい当たり前のようにドラゴンボールは身近に存在してました。
私がテレビで見ていたのは再放送で多分朝のアニメ大会とか、夏休みにやっていたものなんじゃないかな?
あとは、父親が録画したであろうアニメ。悟空の父親のストーリーもよく見ていましたね。
たしか【バーダック】という名前で、顔は悟空そっくりなのに正確はぜんっぜん似ていなくて
なんて冷たいやつだとその当時は思ってました。
ストーリーの最後、フリーザーに一矢報いようと一人突っ込んでいきますが
圧倒的な力には叶わず死んでいってしまいます。最後はなんとも切ない終わり方ですが
予知能力のあったバーダックは遠い未来息子がフリーザーと戦う予知をします。
息子に願いを託しながら死んでいく様はまさに戦闘民族らしい最後。
アニメオリジナルストーリーの中でも特に好きなエピソードです。
圧倒的な画力とストーリー
とにかく鳥山明さんの絵はすべて白黒。スクリーントーンをあまり利用しない。
画力で勝負している感じがすごいなとよく思っておりました。
昔読んだジャンプのインタビューでは、近くにあった画材やさんにスクリーントーンをおいておらず
仕方なく?白黒の絵で書いていたなんて冗談めいて答えていたのを覚えています。
悟空がスーパーサイヤ人になったのもベタを塗るのが面倒だったからとか笑
それで漫画を書く技量はさすがとしか言いようがありません。
キャラクター達の衣装もセンス抜群で、今の時代でも通用するデザインだと思います。
鳥山明さんの訃報をきっかけに、改めてドラゴンボールを見返したのですが
色褪せること無い不偏を感じました。
さらにストーリーですが、当時にしては珍しい主人公が途中で交代する。という展開。
悟空はセルとの戦いで死んでしまいあとからドラゴンボールで蘇らせようとしますが
拒否します。天国で楽しむから大丈夫!!じゃあなっとあっさり前線から退いてしまいます。
ワタシ的にはえー!!なんで??と思いましたが、よくよく考えると主人公を潔く引退させ
別のキャラクターにバトンタッチするという思い切りの良さはすごいなと。
あと死んじゃってるのに全然なんか悲しくない!!死という概念を不幸なものではなく
前向きなものに捉えてほしいというメッセージなのかなと受け取りました。
魔人ブウ編でまたカムバックしてくるんですが、その時の嬉しさと言ったらなかったですね。
やっぱりドラゴンボールは悟空がいないと!!
ドラゴンボールは永遠に不滅
ドラゴンボールはいつ、誰が見ても面白い!!と思わせる魅力があります。
それは日本だけでなく世界中の人たちにも伝わるもので
そんな漫画を生み出してくれた鳥山明さんは本当に凄い方です!!
まだまだこらから多くの作品やキャラクターを生み出してくださるのだろうと
思っていた矢先の出来事でそても悲しいしショックです。でも残してくださったものやメッセージは
多くの人たちに引き継いでかれることでしょう!!
もちろん私も沢山の人達にドラゴンボールの魅力を伝えていきます。
そしてこの先何年、何十年立っても変わらずドラゴンボールを愛していきます。
鳥山明さん本当に素敵な作品をありがとうございます。